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日々の出来事を綴っていきます。毎日些細なことでもすばらしいと感じとれる気持ちでいたいです。


by nadeshiko-mayumi
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誕生日のワイン

5月13日の誕生日にダンナさんがお祝いしてくれました。
彼は連休明けのようやくのお休み。お休みといっても身体が休まっていないだろうから正直、期待していなかったのでびっくり。
帰ってくるとまずバラの花束をプレゼントしてくれました。
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女性って誰でも花をプレゼントされるとうれしくなるのではないでしょうか?
私は思いがけないこのプレゼントだけで充分満たされました。

台所を覗くと彼が何やら奮闘中。今晩のディナーをがんばって作ってくれている最中でした。
どうやらお昼過ぎから食材を買い求める為に、まず藤井大丸の地下のタベルト、高島屋の地下、そしてご近所のお肉屋さんにまで気に入るものが求められるまで帆走してくれたようでした。
前菜はアナゴの稚魚を塩,コショウ,オリーブオイルがけしたもの、同じく鱧のオリーブオイルがけ、ブロッコリー添え。そして赤、黄、オレンジ3色のピーマンをアンチョビペーストと蒸し焼きにしたもの。白豆のペースト。赤ピーマンの肉厚な甘さが何ともおいしかったです。
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アナゴの稚魚も初めてでしたがツルツルとした触感で季節を感じさせる涼やかで楽しい味わいでした。
分量も感覚で作ったというブロッコリーと豆腐のキッシュは絶品!!本当にすごくおいしかった!
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初めにベッラ・ヴィスタ社のフランチャコルタをあけてくれました。
色味がしっかりしていて味わいも奥行きがあり、とても長く余韻が残りました。スプマンテ?でこういうものを初めて味わいました。
彼曰く「ミラノのスカラ座が改装工事を終えて祝いに献上された特別なワイン」だとか・・・
そういう歴史ある記念のものが頂けてうれしかった。当時の様子に思いを馳せながら頂いたり・・
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メインは赤ワインにあわせようと粗引き胡椒と塩のシンプルなステーキを作ってくれました。
お皿にはオーブンで皮ごとほっくりローストした小ぶりのジャガイモとごぼうの炒め煮、そして肉汁で炒めた舞茸とシイタケの盛り合わせ。
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赤は記念日ということで 「VIN DE PICHON LONGUEVILLE CTESSE DE LALANDE '75」通称、ピション・ラランドというそうです。
色は淵はオレンジっぽいけれど、まだまだ果実の色が残っていていました。
口に含むと幾重にも重なった味・・・本当に美味しかったです。
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30年以上も経つワインを頂く機会はなかなかありませんので貴重な経験にもなりました。
私は記念日にこういう貴重なワインを頂くとその時に感じたことが今後の自分へのシグナルのように感じてしまいます。
フランスに発つ前に味わったワインでは「自分自身への強さ」を意識してというメッセージに感じました。
今回はワインの印象から・・・ワインから角がなく丸みを帯びていて、なおかつまだまだチカラを秘めている印象を受けました。そこから感じ取った自分への語りかけは次のように感じました。あせらずマイペースで毎日を味わって、でも余力があるときは次に繋がる基礎になるので(物事に)取り組むように・・というものです。
以前と比べて気持ちものんびりしてきたものです。

食事の終盤、場を移して映画を見ました。
「オペラ座の怪人」です。私はまだ観たことがなかったのですが、せつなくて号泣でした。
舞台も華やかでとても豪華で展開も速く映像が美しく見ごたえがありました。
私の最近の音楽はもっぱら「オペラ座の怪人」です。ぜひ機会があれば、ミュージカルで観てみたいです。
by nadeshiko-mayumi | 2008-05-21 20:52 | ワイン